つらい肩こりの症状や複数の原因について
肩こりは頭頸部から僧坊筋周辺の筋肉に感じる、こわばりや不快感・こり感・重苦しさ・痛み等の
症候の総称。
原因は実は必ずしも明快ではないのですが、次のような考え方があります。
①同じ姿勢をとり続けるなどして頭や腕を支える僧帽筋やその周辺の筋肉の緊張によって
筋肉が硬くなり循環障害が起こる。
②また、筋繊維にある筋紡錘が筋肉が過剰にのばされたと感じたときに脊髄との信号のや
りとりの中で危険防止のため筋肉収縮の信号を送り筋肉をロック(拘縮)させる。
③人間の体の中で一番使うとされる手の指の筋肉のこりが腕から波及し肩周辺にまでこり
を誘発する。(上肢起因説)
④なんらかの原因による体のねじれが重力に対し姿勢を制御しようと筋肉が固くなる結果で
あるという考えや、外部からの強い刺激に対して筋肉を守ろうと筋肉自身を固くするなどの
様々な原因も考えられる。
⑤東洋医学では内臓の機能低下との関連も考えます。
いずれにしても、その結果、酸素や栄養分が末端まで届かず、筋肉内に疲労物質・(ブラジキ
ニン他)が蓄積し刺激となって肩こりの症状を起こすと考えられます。
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